日本の誇り

 

　先日、百田尚樹さんの永遠の０を読み終えました。すごい作品です。読み進めていくうちに感動、衝撃、怒り様々な感情が沸き起こり読み終えた時には、申し訳ない気持ちと情けない気持ちでいっぱいになりました。この作品は零戦の搭乗員の視点から戦争を描いたものなのですが、そんなに大昔の話ではない自分の祖父母の世代の話だということが信じられません。この映画は見たことがあったのですが、小説ではより一層に物語の中に引き込まれ、その分衝撃も大きかったです。
　全ての日本人に読んでもらいたい作品だと思いました。太平洋戦争は誇れることではありません。私達日本人の最大の過ちといってもいいでしょう。しかし、そこで命をかけて戦った人達一人一人は別です。彼らのことを何も知らずに軽蔑していた自分が恥ずかしです。彼らの想いを少しでもくみとり次の世代へ伝えていくことが平和な世界への道しるべとなるのではないのでしょうか。彼らの魂こそが日本人の誇りだと思います。

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