ぬくもり

 

　太陽のぬくもりは何よりも優しく心を包んでいやしてくれます。そんな優しい光でも見て心を落ち着けないと怒りが収まりません。いきなりの全国への緊急事態宣言、急に方針を転換しての一律十万円支給。国家いや世界の危機的状況だというのに、支持率を気にしたこの投げやり的な政策に本当に憤りを感じます。しかも十万円支給といっても五月下旬になるとか。まだ、コロナの影響の少ない人達にとってはそれでいいのかもしれませんが、今もう明日どうしようという人も大勢いるはずです。この度の現金支給はそういう人達の為のもののはずなのに、そういう人達はあと一ヵ月以上も待てるんでしょうか？すぐにでも現金がないと本当にやばい状況の人達は沢山いるはずです。
　前代未聞の事態に政治家の人達も四苦八苦しているのはわかります。それでもあまりにもコロナを目の当たりにして戦っている庶民との温度差が激しすぎるのではないのでしょうか。はっきりいってこんな人達に自分達の国を任せてもいいのかと疑問に思います。
　私の住む山口県でもクラスターの発生の可能性があるのにその事に対する情報発信があまりにも少なすぎます。感染者がでてもその人達が立ち寄った場所の公開もありません。一体何を守ろうとしているのかわかりませんが、本当に守らなければならないのが何なのか政治家の人達がしっかりと見極めけなければ、取り返しのつかない事態へと進んでいくのではないのでしょうか。

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